【エリック・ロメール監督特集上映】ロメールと女たち 四季篇 公式サイト

春・夏・秋・冬の季節とともに織りなす四つの恋の物語。

仏・ヌーヴェルヴァーグの兄貴分的存在だったエリック・ロメール監督作品特集の第二弾。ノア・バームバックやホン・サンス、リチャード・リンクレイターなど後世の映画人に影響を与えた恋や愛についての軽快な会話劇は現代にも受け継がれている。人気の高い連作シリーズ「四季の物語」と長編デビュー作『獅子座』を上映。

『春のソナタ』
12/4(月)14:45の回
CONTE DE PRINTEMPS/1989/107分/出演:アンヌ・テセードル、ユーグ・ケステル、フロランス・ダレル
哲学教師ジャンヌは、旅行中の恋人の家の汚さに耐えきれず自分のアパートへと逃げ帰るが、そこはいとこが占領中。居場所のないジャンヌは、パーティーで知り合った18歳のナターシャの家に泊まることに。そこにナターシャの父イゴールと若い恋人が加わり、パリの家とフォンテーヌブローの別荘で、女たちの奇妙な諍いが始まる。美しい春の庭でくり広げられる、三人の女と一人の男の恋愛ゲーム。

『夏物語』
12/5(火)14:45の回
CONTE D’ÉTÉ/1996/114分/出演:メルヴィル・プポー、アマンダ・ラングレ
ヴァカンスを恋人のレナと過ごすため、リゾート地ディナールへやってきた大学生ガスパール。クレープ屋で働くマルゴと親しくなるが、パーティーで知り合ったソレーヌとも急接近。そんななか待ち望んだレナとも再会し…。四季シリーズで唯一男が主人公となった本作は、マルゴ役のアマンダ・ラングレの存在もあり『海辺のポーリーヌ』とのセットで語られることも多い。ロメール最後の夏休み映画。

『恋の秋』
12/6(水)14:45の回
CONTE D’AUTOMNE/1997/112分/出演:マリー・リヴィエール、ベアトリス・ロマン
親友同士のイザベルとマガリ。娘の結婚の準備をするイザベルは、夫の死後独身のままでいるマガリを心配するが、ワイン畑を営む彼女にその気はない。一計を案じたイザベルはマガリのふりをして婚活を始めるが、事態はおかしな方向へ。40代女性の恋と友情を描いた作品だが、対照的な二人の関係や、ペアの相手が微妙に入れ替わる様など、『友だちの恋人』との対応関係もおもしろい。

『冬物語』
12/7(木)14:45の回
CONTE D’HIVER/1991/114分/出演:シャルロット・ヴェリ、フレデリック・ヴァン・デン・ドリーシュ
フェリシーは旅先で知り合ったシャルルと運命的な恋に落ちるが、旅から戻った後、彼に教えた自宅の住所の間違いに気づく。5年後、一人で娘を育てるフェリシーは、インテリのロイックと既婚者のマクサンスの間で揺れ動くが、心は今もシャルルのもとにある。運命に弄ばれながら本物の愛を探し求める女の信念と、やがて訪れる奇跡。タイトルはシェイクスピアの悲喜劇『冬物語』より採られた。

『獅子座』
12/8(金)14:45の回
LE SIGNE DU LION/1959/100分/出演:ジェス・ハーン、ヴァン・ドード
40歳になる直前、伯母の莫大な遺産を相続できると知ったピエールは、仲間たちを集めてどんちゃんさわぎ。だがいくら待っても頼みの遺産を相続できず、ピエールはヴァカンス期で閑散としたパリの街をひとり孤独に彷徨うはめに。『勝手にしやがれ』や『大人は判ってくれない』が公開され、まさにヌーヴェルヴァーグの名が知れわたった1959年、39歳のロメールが監督した記念すべき長編第1作。



料金:一般1500円、そのほか通常料金