京都フィルメックス2021公式サイト

京都フィルメックス2021
アジアの新進気鋭の作家が放つ渾身の作品が集う映画祭〈東京フィルメックス〉を京都3劇場で。

2020年の開催で第21回を迎えた、アジアの新進気鋭の作家が放つ渾身の作品が集う日本有数の国際映画祭〈東京フィルメックス〉のラインナップを、京都みなみ会館、出町座、京都シネマの京都3劇場で特集上映します。

開催:1/29(金)~2/4(木) 連日13:35より

■1/29(金)『消えゆくものたちの年代記』
■1/30(土)『D.I.』 
■1/31(日)『平静』 
■2/1(月)『日子』 
■2/2(火)『迂闊な犯罪』
■2/3(水)『アスワン』
■2/4(木)『記憶が私を見る』 

*ゲストを交えてのトークイベントなども開催予定
*上映時間など詳細は追って更新いたします

 

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■1/29(金)『消えゆくものたちの年代記』

Chronicle of a Disappearance/1996/パレスチナ/84分/監督:エリア・スレイマン

ヴェネチア映画祭で最優秀新人監督賞を受賞し、スレイマンの国際的評価のきっかけとなった記念すべき長編デビュー作。普通の人々の何気ない日常生活を点描的に描きつつ、政治や社会を鋭く風刺するその後のスレイマン作品のスタイルが既に確立されている。

■1/30(土)『D.I.』

Divine Intervention/2002/仏、パレスチナ/92分/監督:エリア・スレイマン

イスラエル領とパレスチナ自治区とに分断されたパレスチナ人カップルを主人公として中東問題を膨大なギャグとユーモアを交えて描き、カンヌ映画祭で審査員賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞したスレイマンの代表作。原題は「神の手」という意味であるという。

 

■1/31(日)『平静』

The Calming/2020/中/89分/監督:ソン・ファン

『記憶が私を見る』で高い評価を受けたソン・ファンの監督第2作。東京から越後湯沢、香港へと旅するアーティストを主人公に、友人や家族との会話の中で自己の“平静”を取り戻してゆく女性を描く。チー・シー、渡辺真起子が出演。ベルリン映画祭で国際アートシネマ連盟賞を受賞。

 

■2/1(月)『日子』

Days/2020/台/127分/監督:ツァイ・ミンリャン

郊外の瀟洒な住宅に暮らすカンは首の痛みをいやすために街に出てマッサージ師を呼ぶ。やがて一人の移民労働者がカンが宿泊するホテルを訪れる……。対照的な境遇の二人の男の出会いを描いたツァイ・ミンリャンの最新作。ベルリン映画祭でテディ審査員賞を受賞。

 

2/2(火)『迂闊な犯罪』

Careless Crime/2020/イラン/134分/監督:シャーラム・モクリ

1979年イスラム革命前夜、西欧文化を否定する暴徒によって多くの映画館が焼き討ちにされた。それから40年後、4人の男たちが映画館の焼き討ちを計画する……。奇抜な発想を知的な構成で映画化したモクリの監督第4作。ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門で上映。

 

2/3(水)『アスワン』

Aswang/2019/フィリピン/85分/監督:アリックス・アイン・アルンパク

麻薬患者や売人をその場で射殺する権利を警察に与えたフィリピンのドゥテルテ政権。その政策の下で苦闘する人々を追ったドキュメンタリー。題名はフィリピンの民間伝承に登場する妖怪の名からとられた。アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭で上映。

 

2/4(木)『記憶が私を見る』

Memories Look at me/2012/中/87分/監督:ソン・ファン

ソン・ファン監督自らが自身の家族と共に撮った長編第1作作品。彼女が南京に暮らす両親のもとを訪れる。人々との会話の中、ファンの脳裏に過去の記憶が呼び起こされる。ソン・ファンは『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』に出演した経歴もあり、若手作家を積極的にサポートするジャ・ジャンクーがプロデューサーをつとめた。ロカルノ映画祭でワールド・プレミア上映され、最優秀新人監督賞を受賞。