
画家やミュージシャンなど多方面で活躍しながら、社会のはみ出し者たちを題材に映画を撮るガス・ヴァン・サント監督の傑作から見えてくる青春と欲望、そしてもうひとつのアメリカ。
リヴァー・フェニックスとキアヌ・リーヴスが共演した愛と運命が交錯するロードムービー『マイ・プライベート・アイダホ』、ニコール・キッドマン主演のシニカルなブラックコメディ『誘う女』、米コロンバイン高校の銃乱射事件をもとにした青春映画『エレファント』、死に囚われた若者たちを描いたピュアなラブストーリー『永遠の僕たち』の4作品。代表作からカルト作まで、批評精神と観察眼の光る色褪せない作品群をいっきょ上映する。
※特別料金※
1,500円均一
*会員など上記以外の各種割引、サービスデーなど適用不可
*団体券、招待券使用不可
PG12/My Own Private Idaho/1991/米/105分/監督:ガス・ヴァン・サント/出演:リヴァー・フェニックス、キアヌ・リーヴス、ジェームズ・ルッソ、ウィリアム・リチャート
Images Courtesy of Warner Bros Pictures
人生に迷う男娼の若者ふたりによる大胆で過激なロードムービー。
ナルコレプシー(発作性睡眠)という奇病を抱えたマイクと家出した良家の子息スコットはともに路上に立ち、体を売って暮らしている。マイクは自分を捨てた行方不明の母親を捜すためにスコットとともに故郷アイダホへと向かうが…。