【ヴィターリー・カネフスキー トリロジー】ぼくら、20世紀の子供たち公式サイト

【ヴィターリー・カネフスキー トリロジー】ぼくら、20世紀の子供たち

純粋で美しくも残酷な、カネフスキーの少年時代の記憶が生み出した鮮烈なる衝撃作!『動くな、死ね、甦れ!』からはじまる、人生を揺るがす伝説のトリロジー。

1990年、映画の表舞台に彗星のごとく現れた54歳の新人監督、ヴィターリー・カネフスキー。『動くな、死ね、甦れ!』でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人賞)に輝き驚愕のデビューを果たす。今回上映する3部作は、自身もストリート・チルドレンで不良少年だった監督の経験をもとに撮られたもので、主人公ワレルカを演じるパーヴェル・ナザーロフと彼の守護天使ガリーヤ/ワーリャを演じるディナーラ・ドルカーロワを追う。


Nous, les Enfants du XXème Siècle/1993/仏/83分/監督:ヴィターリー・カネフスキー

劇場初公開!まったく異なる人生を歩み成長したふたりの再会を目撃する。

社会体制が崩壊したロシアの都市に巣くうストリート・チルドレンたちにカメラを向け、窃盗、強奪、売春、そして殺人など残忍性をエスカレートさせていく子どもたちの裏側を映し出すドキュメンタリー。やがてカメラは、ワレルカの面影を残したパーヴェル・ナザーロフの姿を捉える。